スマートエアポンプとは
バイク関連の小物には、「あればかなり便利」なアイテムがたくさんあります。
スマートエアポンプもそのひとつで、タイヤの空気圧の管理と調整をこれ一つでやってしまうことができます。
タイヤの空気圧の調整といえば、普通はガソリンスタンドの空気入れやコンプレッサーなどを使って行うことが多いものです。
ところが空気入れエアコンプレッサーはかなり大きく、持ち運びをするのは困難です。
その点、スマートエアポンプは場所を選ばずに空気圧の調整をすることができるので、ツーリングなどで遠出をすることが多いライダーにとっては重宝します。
ツーリング先でパンクをした時なども、応急キットでパンクを修理した後にスマートエアポンプを使ってタイヤ内の空気圧を調整することができます。
スマートエアポンプの使い方
スマートエアポンプ本体には付属のホースが付いており、これを抜くと電源が自動的に入るようになっています。
また、電源を切りたい場合には付属のホースを格納するだけなので簡単です。
タッチパネルでモードを素早く選択できますし、ライトが付属しているので夜間の作業も楽にできます。
ただ、作動音はけっこう大きいので、静かな住宅街で深夜に使用するのは控えた方が無難でしょう。
充電はUSB-Cを使って行うように設計されており、フル充電しなくても使用することができます。
使い方は非常にシンプルで、ノズルを接続して電源マークを押すだけです。
空気圧が規定の値に達すると自動で止まってくれます。
バイク2台の空気を入れてもバッテリーはまだ50%残っているぐらいですので、ロングツーリングに出かける前に満充電しておけば安心です。
いくつかのメーカーから発売されているスマートエアポンプ
スマートエアポンプの中でも最も人気が高いのはKIJIMA(キジマ)の「スマートエアポンプ オールインワンエレクトリックポンプ 2000mah 最大150PSI typeC充電 302-322」で、価格は7,000円弱です。
オプションとしてロングホースなどをつければ、より多彩な使い方をすることができます。
重さは約428gと軽いので、無理なく携帯することができます。
サイズも155×63×39とコンパクトで、収納しやすいというメリットがあります。
KIJIMA以外のメーカーからもスマートエアポンプが発売されており、中には価格がかなりリーズナブルなものもあります。
スマートエアポンプを使って空気を入れると、やや空気が入りすぎる傾向があるようですが、使い方に慣れてくれば非常に役に立つ1台です。
スマートエアポンプのように便利なアイテムはどんどん活用して、ツーリングを思う存分楽しみたいものです。