バイク用ETCのメリット
ツーリングなどで有料道路を利用することが多いライナーにとって、バイク用のETCは今や必需品といっても過言ではありません。
車と比較するとETCを搭載しているバイクはまだまだ少ないものの、メリットがたくさんあるETCを上手に活用したいものです。
バイク用ETCを取り付ける際に注意したいのは、ETCには種類があるということです。
「アンテナ一体型」は手軽に摂取できるのがメリットで、カード読み取り機とアンテナが一体化しています。
このタイプのETCはハンドル周りに設置するため、カードの操作がしやすいのが特徴です。
その一面、盗難に遭いやすいというデメリットがないわけではありません。
もう一つの「アンテナ分離型」はアンテナ一体型とは違って設置場所が比較的自由で、ETCを装着しているかどうか分かりにくいという特徴があります。
ただし、配線工事が難しい点がデメリットです。
カードの読み取り方法も「挿入方式」と「挟み込み方式」の2種類があります。
挿入方式はグローブをはめたままでもカードの出し入れがしやすいという特徴があります。
挟み込み方式の方は耐久性に優れている点がメリットなのですが、蓋を開けるスペースが十分にあるかどうか、あらかじめ確認することが大切です。
ETCの取り付けは機種によって難易度に差がありますので、自分で取り付けようと考えているのであれば、設置が容易なタイプを選ぶ必要があります。
配線が複雑なタイプの機種は、できるだけバイクショップで専門家に取り付けをお願いするのがおすすめです。
おすすめのバイク用ETC
バイク用ETCの中でも特に人気のある1台がミツバサンコーワの「アンテナ一体型ETC車載器MSC-BE21」です。
カードの差し込みが簡単なスライド挿入式で、カードウェルカム照明が搭載されているので夜間でも容易に操作ができます。
同じミツバサンコーワからはアンテナ分離型の「MSC-BE31」も発売されていますので、用途や使い勝手に応じて選ぶようにしましょう。
日清紡ホールディングスの「二輪車用ETC車載器 アンテナ一体型 JRM-12」も価格が2万円以下とリーズナブルで、しかも防犯性に優れているのが特徴です。
防水性に気を配るのであれば、日本無線の「二輪車用ETC2.0車載器 JRM-21」を選択するのも悪くありません。
独自のフルシールド・ハウジング機構は雨や洗車にも耐えることができます。
冬場も積極的にツーリングをするライダーにはおすすめの一台ということができるでしょう。
日本無線の「ホンダCB400 SUPER FOUR用ETC車載器」も人気の高い1台です。
HONDAのCB400 SUPER FOUR用の純正ETC車載器で、ハンドル周りがすっきりしているのが特徴です。