ヤマハのマシンメーター

気軽にオートバイの楽しさを感じられました!YAMAHA BOLT ABSの試乗レポ

手軽にいつでも楽しめるYAMAHA BOLT ABS

YAMAHA BOLT ABSは2018年発売以来、年代層や性別を超えて支持されている人気種です。
空冷950ccの60度Vツイン搭載、ボアとストローク共に85mm、トルクは3000rpmで最大80NM上昇するので、力強い走りを楽しめます。
加速度もあって爽快に走らせたい人に特におすすめです。

ハンドル手前に設置されたメーターは、ベゼルにクローム処理を施された、しゃれた丸型です。
デジタル形式なので見やすさもあります。
シード高が690mmと低めに設計されている事に加えて、ロングツーリングでも疲れにくいクッションの厚さや形です。

YAMAHA BOLT ABSはもはや中古の域に入っているものの、ワンポイントで高機能で斬新なアイテムが
設置されているのも魅力です。
特にテールにLEDランプを採用しているなどは、その最たるものでしょう。

街乗りにも最適

ハンドリングは応答が緩やかですが、オンロードをシンプルに走る分には違和感なく走行できるでしょう。
少しスピードを抑えめに低快速で走る方が、YAMAHA BOLT ABSの持ち味を実感しやすいです。
図体が大きく重量も250kgですが、軽いスロットでぐんぐん走らせることができます。

アイドリングでスムーズに発進するので、ストレスを感じることなく走行できるのも魅力です。
通学通勤あるいはお買い物など、日常使いでも違和感なく使えるのも、YAMAHA BOLT ABSならで楽しめます。
たまに気が向いたらキャンプツーリングも楽しいでしょう。
ゆったりのんびりとロングツーリングを楽しみたい人にも、ぜひ使ってほしいバイクです。

バイクの楽しみを再発見させてくれる

昨今は環境問題もあって、振動を抑えた車種が一般的ですが、中には振動が強い旧式を懐かしむ声もあります。
YAMAHA BOLT ABSは、昔懐かしの振動をそのまま残しているので、旧式バイクを知っている人の間で特に人気です。
ワインディングを堪能できるツーリングは魅力的ですが、バンク角が浅いので、慣れた人でないとハンドリングが難しいでしょう。

バイクに慣れてきたところで、遠出もしたくなるのが自然なので、ショートスクリーンやバッグを装備して、観光地巡りも楽しめます。
車とは違って狭い路地にも入っていけるのが、バイクのだいご味です。
山岳ロードを走ってみたい欲も出ますが、ワインディングを楽しむというよりは、ゆっくり景色を眺めながらオンロードを楽しむのに適しています。

ライダーの間で知られている、人気ロード情報は販売店や機関誌でも得ることができます。
バイクの楽しさを再発見できるロングツーリングに、ぜひでかけてみてください。