フルモデルチェンジホンダグロム
2021年にフルモデルチェンジされたホンダグロム、大きめのタンクに、フラットシートをそなえ、外観が変わりました。
フロントライトも前作と変わった印象を受けますが、2段のLEDが使用され、先代を引き継いだ形となっています。
デザインだけではなく、エンジンも改良され最高出力10PSと上がり、4速までだったミッションも5速へとチェンジされました。
エンジン部分は、従来型と似た印象を受けますが、排気量123ccと新設計になり、シートもフラット型で厚みもあります。
そして、ハンドル位置はやや高くなり、デジタル式のメーターになり、ギアポジションインジケーターが追加されています。
タンクカバーとサイドカバーは取り外ししができ、手入れもしやすく、自分好みにカスタムしやすいです。
足回りは従来通りとなっていますが、ブレーキには、ABS化されたため、より安心できるものとなっています。
また、ホイールもデザインが変わり5本スポークタイプとなりました。
ハンドリングのしやすさ
12インチタイヤのため、小柄な人でも安定感がある足つきとなっており、ニーグリップもさらにしやすさがアップしています。
そして、シートに厚みが増したことで座り心地が良く、座る位置を前後に動かせるようになっているため、よりフィット感が高まっています。
ハンドリングに関しては、12インチのタイヤなので、より曲がりやすく、Uターンがしやすいため、スイスイ走行できます。
また、5速になったミッションについては、走行中のワインディングも最適化できるため、ギアが増えたことによりより運転しやすさが向上されています。
パッケージの良さカスタム自由
新しくなったホンダクロムの魅力は、なんといっても外観にあります。
ボディパネルを留めているボルト部分が大きく目立っていて、片側で6箇所あり、これを外すことによって、外装パーツを変えることができます。
カスタムパーツについても多く市販されているので、より自分好みにカスタマイズできることで個性が増していきます。
そして、エンジンは7.2Kwから7.4Kwとパワーアップし、燃費も以前のリッター62.1Kmから68.5Kmへとさらに向上しツーリングも快適に乗りこなせます。
また、欧米ではオフロードで走らせることも人気があり、日本でもブームが出てくる兆しがあります。
快適な走り
フルモデルチェンジ前のグロムでは、シートが硬めの印象でしたが、フルモデルチェンジ後では、そこまでの硬さはなく、長時間の運転であれば、適度に休憩をはさむことによって、快適に走らせることができます。
そして、グロムは軽くて扱いやすい印象で、取り回しの良さを感じられ」ます。
コンパクトに曲がれるため、街乗りにも便利で、初心者にも乗りやすく、セカンドバイクとしても良いのではないでしょうか。