10万円を切るお手軽価格のHONDA NAVI110とはこのようなバイクです
9万円台で購入できる事で話題を生んだHONDA NAVI110は、総排気量が109ccと超がつくコンパクトバイクです。
空冷4ストローク単気筒エンジン搭載、最大トルク8.96Nm/5,500rpmおよびタンク容量3.8Lと、外観も超コンパクトの原付二種です。
高速道路は走行できませんが、日常使いなら充分使えます。
重量も10kgなので押し歩きも楽にできます。
キッズバイクではなく大人向けなのは、シード高が765mmある事で明らかです。
小柄な人でも余裕で乗りこなせます。
最高速度が80kg/Lなので、加速度は期待できませんが、街乗りに充分機能します。
機能性も想像以上に高いと思えるのは、燃料計が装備されている事です。
ハンドルの手前にあって見やすさがあります。
3.8Lのタンク容量は心もとないと感じる人もいるでしょう。
無給油状態で190kmは走るので、普通に給油をしていれば問題なく走れます。
最高出力およそ7.9psで吸気にキャブレターを採用しました。
キックスモーターも装備されています。
外観もおしゃれで機能的
仕様を見る限りコンパクトなだけで、見た目はごく一般的な小型バイクです。
特に新型は複数の場所が前モデル以上に発展しています。
マフラーカバーが金属製になりました。
これにより安全性と共に耐久性も向上したのは明らかです。
ミラー、ヘッドライトカバーおよびグラブバーが、ボディと同色でおしゃれな印象です。
レッド、ホワイト、ブラック、オレンジ、ブラウン、モスグリーンと多彩なので好みと状況に併せて選択できます。
ちなみにシート脱着はキーワンタッチ形式で、小物入れ付きおよびシート下に工具も標準装備です。
毎日の大学通学では便利に使えるレベルの容量なので、ちょっとした買い物にも便利でしょう。
ハンドルロックがメインキーと別についているので、盗難にも対応できます。
ライディングよりもパーツ補充用もしくは、カスタマイズの楽しみで使う人もいるでしょう。
使う人のイメージで楽しみが無限に広がるのが、HONDA NAVI110の魅力なのです。
実際に試乗してみた
制動力に問題なしで快適に走れるので、加速度がやや抑え気味ですが、交差点は安定して走ることができました。
燃料の減り方に注意して走っていたのですが、燃料計が給油のタイミングを把握するのに、使い勝手の良さを感じさせます。
リアショックが頑丈なので、多少荷重があっても積み荷でき、日常の買い物に便利だと感じました。
乗り心地は良いとは言えないので、ロングランというより日常使い向けです。
外観がスクーターと一般バイクのあいのこのような構造ですが、走行時はニーグリップしてしっかりステップを踏みます。
交差点を曲がる時もしっかりワインディングするので、ここは走りを楽しめる部分でしょう。
パーツ利用だけではもったいないくらいの、楽しいバイクだと感じました。