ローラースタンドって何?
バイクを一台持っているとメンテナンスも定期的に行わなければいけません。
また、メンテナンスもどの程度のものまでを自分のできる範囲で行うのかによって、時間や費用、そして必要な道具も異なってきます。
今回はそんなメンテナンス時に必要となるローラースタンドについてご紹介させていただきますが、そもそもローラースタンドを知らない方もいるかと思いますので、そのローラースタンドとは何?というところから入っていきたいと思います。
ローラースタンドはその名前の通り、タイヤのローラーのスタンドの役目をこなす道具です。
近年になってきて、バイクに乗ってツーリングなどに出掛ける楽しさに加えて、そのような時間が取れなくても家でバイクをいじったりメンテナンスをする時間を楽しむライダー達も増えてきました。
そんなライダー達にとってこのローラースタンドは必需品で最も簡単にバイクをいじりやすいような状態にするための道具なのです。
ローラースタンドの特徴
そんなバイクメンテナンス時に必要となるローラースタンドですが、どのような点が特徴と言えるのでしょうか?
ローラースタンドの特徴を一言で言ってしまえば、どの道具よりも手軽だというところに尽きるでしょう。
その手軽さが分かるポイントとして、ローラースタンドの重量が挙げられます。
ローラースタンドの重量は子供でも持つことができるわずか2キロにも満たない重量です。
しかし、その手軽で軽量なローラースタンドをみくびってはいけません。
2キロにも満たないローラースタンドが耐えられる重量は最大で225キロまでとなっています。
従って、大抵のバイクであれば問題ないですし、バイクの車体を全てローラースタンドに乗せるわけではありませんので、基本的にはどのようなバイクでもその重さに耐えることができるでしょう。
ローラースタンドの使い方は?
ローラースタンドの使い方ですが、いたって簡単です。
構造を見れば一目瞭然なのですが、小さなスロープが付いていますので、そのスロープに合わせてバイクを乗せ、2本のローラーにバイクのタイヤを滑らせるだけです。
前方のフロントタイヤであれば車体を前身させるだけですし、逆に後方のリアタイヤであれば後退させるだけで簡単に乗り上げることが可能ですので、誰でも使いこなすことができるでしょう。
ただし、ローラースタンドに斜めに乗り上げてしまいますと、メンテナンス時にタイヤを回した際などに少しずれが生じてきますので、その点は何回かトライしてみて調整することが必要になってきます。
とは言っても、やはりこのローラースタンドは簡単に使うことができますので、初心者の方でも価格も安価ですし、ぜひおすすめの道具の一つです。