スイングアームリフトスタンドとは?
スイングアームリフトスタンドはライダーであるみなさんにとっては必ず一つは持っていてほしい道具の一つです。
そんなスイングアームリフトスタンドですが、まだその道具を知らない人はもちろんのこと、知ってはいるがまだ持っていない人にスイングアームリフトスタンドの特徴をご紹介させていただきます。
スイングアームリフトスタンドは簡単に言ってしまえば、バイクを浮かせる道具の一つです。
バイクは車と同様に定期的なメンテナンスが必要ですし、メンテナンス時にはテストでタイヤを回さなくてはいけない場面も多々あります。
そんな時には、バイクを浮かせなければいけませんので、そこでこのスイングアームリフトスタンドが活躍するというわけです。
そもそもバイクの本体自体は1980年代以降、スポーツバイクを中心に軽量化とコスト削減の流れができており、メインスタンドを装備していないバイクが増えてきました。
その影響もあり、バイクはコンパクトかつ低価格化してきたわけですが、メインスタンドがないということは、メンテナンスが非常にしづらくなってきたということにもつながります。
スイングアームリフトスタンドの特徴はサイドスタンドを利用して、リアタイヤを浮かせることができる点です。
もちろん調整機能が備わっていますので、どのようなサイズ感のバイクにも適用ができますので、その点も便利です。
ただし、リアスタンドなど本格的なスタンドと比べてしまうと、やや安全性には欠けてしまう部分は否めないので、その点を理解した上で利用した方が良いです。
しかし、個人のメンテナンスでエンジンチェーンなどをメンテナンスする程度であればこのスイングアームリフトスタンドを利用しても特段問題はありませんし、何より簡単に利用できる点が良い点です。
スイングアームリフトスタンドの使い方は?
簡単に利用できるのがこのスイングアームリフトスタンドの特徴でもありますが、実際はどのような形で利用するのでしょうか?
前述した通り、サイドスタンドの逆側で使用しますが、バイクによってリフトスタンドが異なりますので、その高さに調節をして、あとはスイングアームリフトスタンドをバイクに固定します。
あとは、テコの原理を利用して、リフトアップするだけですので、力が弱い女性でも簡単に利用することができますので、非常に簡単です。
代用品はあるの?
スイングアームリフトスタンドは、非常に簡単ではありますし、一つは持っておいてほしい道具ですが、あまりメンテナンスを行わない人にとっては少しもったいないと感じる方もいるかもしれません。
そのような方には、つっかえ棒でも代用はできます。
安全性などは高くありませんが、スイングアームリフトスタンドを使用するかどうかはメンテナンス頻度なども加味して考えても良いかもしれません。