ナンバープレートはきちんと表示できていますか?

バイクナンバープレート禁止事項

新車発売当時の状態であれば気にしなくても大丈夫ですが、中古車などで独自の改造などを入れている場合は注意を払う必要があります。
道路運送車両法に基づいた決まりとして、番号が見やすくなくてはならないと定められたからです。

この新基準適用の対象となるバイクについては、2021年10月1日以降に初めて、登録、検査、使用の届け出をする車体となります。
フェンダーレス化やサイドサンバー化などのカスタムについては、気をつけなくてはなりません。
禁止事項に該当した場合、違反だけではなく罰金もあるため慎重に確認する必要があります。

新基準

上下、左右の角度が数値で明確になっており、少しでも斜めになっていたらだめなので、回転は一切禁止となります。
被覆、汚れ、物品の取付けも禁止となり、汚れて番号が見えないことは完全にアウトになります。
バイクについては、フレームの使用自体がだめとなり、ボルトカバーについても、番号にかぶらないようにし、厚さは9mm以下、脱落することがないものとされています。
新基準を満たすためにはきちんと詳細が見えるようにしておくことが欠かせません。

違反していまったら

交通点数2点も大きな痛手ですが、罰則については重いことが特徴となっています。
ナンバープレートの変造や捏造、隠蔽などと犯罪に関わりやすいことと、最近では、あおり運転も含め、捜査の進展に大きく関わるからで、罰則については、50万円以下の罰金となります。
意図的にナンバーを隠していなくても、実際に違反でひかかると何かあるのではと考えられることもあり、さらに詳しい調査になる可能性もあります。
そのため、しっかりとナンバーが見えるようにしておきましょう。

NGなタイプとOKなタイプ

ナンバープレートカバーは違反になるため、自賠責保険のシールや車検のシール以外のシールやステッカーを貼っているだけでも、違反になります。
折り返しやカットはもちろんだめですが、ホルダーについてはOKです。
そのため、新車については問題ないですが、特に気をつけたいのは、中古車を購入した場合です。
誰かが使用した中古車を再び使用するわけなので、きちんと確認をしておく必要があります。

スーパースポーツバイクで人気のあるフェンダーレス仕様、裏ペタ仕様など、ナンバープレートの見え方について気をつける必要があります。
ただ、サイドナンバー自体は、違法ではなく、ライセンスランプの装着など法的基準を満たしていれば、違反とはなりません。
状況によっては違反とされる場合もあるため、中古車の購入、これからカスタムしようと考えている方は、とくに気をつけたほうがいいですね。