オイルレベルゲージが折れた!
折れるはずないと思っているものが折れたら、ショックです。
折れることがあります。
オイルレべルゲージは、オイル量の確認をする器具です。
目視では確認できない残量を、瞬時に確認できるので大変便利に使えます。
なぜ折れてしまうかといいますと、長年使っていれば経年劣化するでしょう。
硬く締めすぎて折れたのかもしれません。
プラスチック製なので寿命がありますし、そこへもって乱暴に扱えば折れるでしょう。
さらに折れた先が内部に入り込んだら、取り出すのに手間がかかります。
明らかに劣化していることに気づいたら、折れる前に交換しておくのがおすすめです。
折れたオイルレベルゲージをそのまま放置
うまくいけばペンチなどで挟んで取り出せますが、奥に入り込んでしまったらなかなか取り出せません。
すぐにエンジンが壊れるなど、深刻な問題になる事はないので、次回の車検で対応してもらう事もできます。
ただし心に留めておくべき事がいくつかあるのです。
折れた先の破片がオイルと共にエンジン内を流れてゆく間に、どこかに挟まってオイルの流れを邪魔することも考えられます。
可動部品が機能しづらくなるでしょう。
特にトランスミッションのセレクターが、影響さりゃすいです。
できる限り早めにとりのぞいた方が安心でしょう。
オイルレベルゲージが折れた時のおすすめの対処法
なるべく折れた直後に取り出すのが最適です。
まだどこにも流れていかないうちに、ペンチでつまんで取り出す事ができます。
折れた事に気づかぬ間に相当数の時間がたってしまっているか、中に入り込んでしまって簡単に取り出せないとなると、分解するしかありません。
まずドレンボルトを外してから、エンジンオイルを抜いて空にしてください。
クランクケースカバーを外し、オイルレベルゲージの破片を取り残さないように除去します。
除去に成功したら逆の手順で、クランクケーグルカバーを取り付けてから、ドレンボルトを絞めてオイルを注ぎ、新しいオイルレベルゲージを刺して完了です。
折れたオイルレベルゲージの取り出しは高度
少しでも残っているとエンジントラブルの元になりますから、注意深く丁寧に取り出すようにします。
取り出した後でパーツを合わせてみれば、すべて取り出せたかどうかを確認できるででしょう。
これでもすべて取り出せない場合は、プロにまかせるのも方法の1つです。
修理代は請求されますので、なるべく自分で処理できる点は、処理した方が良いでしょう。
オイルレベルゲージを取り出すのに、クランクケーブルカバーを外して取り出す方法は、バイク構造の知識がある人向けです。
メンテナンスを自分でやったことがない人は、無理をせずにプロにまかせましょう。