荒地をものともせず走り抜けるKAWASAKI VERSYS 1000 SEとは
KAWASAKI VERSYS 1000 SEは、排気量1000cc、2270×950×1530mmの身なりの大きさに力強さを感じる人が多い事でしょう。
重量が257kgあり、シート高も820mmとやや高めな点は、欧州タイプのような印象です。
人によっては粗っぽさや難しさを感じる人もいるように、個性の強さを感じさせます。
だからこそ惹かれるという人も多く、人気車種になっています。
水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジン搭載で、21Lの大容量タンクを保有なので、ロングランやオフロードツーリングに最適です。
最大トルクが102Nm/7500rpmと走りの醍醐味も堪能できます。
3 代目KAWASAKI VERSYS 1000 SEを刷新
より多くのバイクファンに楽しんでもらうバイクとして、いくつかの場所に手が加えられています。
フロントマスクがスタイリッシュで、男性的なデザインです。
ライトにLEDを採用し、カウルシュライドにはコーナリングライトが採用されています。
TFT液晶パネルに異なるモードのメーターを用意し、一般的なメーターにバンク角やスロットル開度を加えるなど、高機能で近代的かつデザインの良さが際だっています。
4気筒エンジンに電子制御式スロットルを採用するなど、電装装備が多用されているのも、KAWASAKI VERSYS 1000 SEならではです。
同じシステムがシート下にも配置されるなど、他機種にない独特のシステムは、KAWASAKI VERSYS 1000 SE特有でしょう。
ロングランしてみたら
電子設備により従来以上に安定感や、操縦しやすさが深まり、スムーズな走りを体感できました
荒地を走っている時でも、振動が小さく安心でした。
山岳ロードはもちろんスーパー林道やワインディングが際立つオフロードも、十二分に楽しめる事でしょう。
特にハードブレーキングやラフなスロットルも気楽で快適な走りでした。
AIを導入する傾向は、多くのバイクで見受けられており、今後もますます増えていくでしょう。
実際にロングランを体験してみると、安定感やハンドリングの巧みさを感じさせます。
スキルアップというより、純粋に周囲の光景をのんびり楽しみながら、純粋に走りを楽しみたい人に向いています。
パワーは充分にありますし、トルクも最大102Nm/7500rpmなので、アドベンチャーバイクの醍醐味をたっぷり味わうことができました。
トルクの力強さも楽しめたのです。
新型KAWASAKI VERSYS 1000 SEは、ずっと乗っていたくなります。
バイク本来の楽しみ方を思い出させてくれるバイクの1つとして、おすすめです。